通年通して見かけるジャガイモ、保存性も高く人気メニューもたくさんあるので常備したいものです。
今回ご紹介する「ジャガイモのローズマリー風」は前菜に良し、お肉やお魚料理の付け合わせに良し、多めに作ってメインにもなる、もう一品なんか欲しいときにとっても便利なメニューです。
どんなポジションもこなせるなんて名わき役だペン‼
簡単につくれるしテーブルも賑やかになるしね!
それでは早速 Andiamo!! (行ってみよう!)
ジャガイモについて 旬と目利きと注意点
<旬>
【男爵イモ】
*1月~2月には「早春ジャガイモ」
*3月~5月は「新ジャガ」
デンプンが多くホクホクしています。
煮崩れしやすいのですがマッシュポテトにすると粘りが出て食感が悪くなります。
揚げたりローストしたりがいいと思います。ジャガバターや煮っころがしなど皮を剥かずに調理するのも美味しいです。
*9月~11月のジャガイモはデンプンが少なくなってくるのでポテトサラダ、コロッケ、マッシュポテト、ビシソワーズが向いてます。
*1月~春頃までは「越冬じゃがいも」
秋に収穫したジャガイモを、低温で保存し甘味を強くしたものです。
煮崩れしにくいので肉じゃが等、煮物に向いてます。
ちなみに僕が直売所に行った時、農家のおばさんに勧められて買ったものは表面がシワシワで弾力もなく、見た目悪かったのですが、
めっちや美味しかったです。
【メークイン】
一年中出回っていて旬は特にありません。
煮崩れしにくいので煮物に向いてますが、マッシュポテトには不向きです。
おでんやポトフ、グラタンにすると美味しいです。
<目利き>
*男爵…………・ずっしりと重く、丸い物が
良い。
・発芽前のくぼみが多い物。
*メークイン…・表面がでこぼこしていない
物。
・傷や穴がない物。
<注意点>
光に当たると緑色に変色し、天然毒素(ソラニン、チャコニン等)が増えるので、緑色の部分はしっかりと皮を剥いてください。
又、芽にも天然毒素が多く含まれているので取り除いてください。
作り方
<材料>
・ジャガイモ………1㎏
・皮付きニンニク…1玉
・ローズマリー……3枝
・塩…………………適量
・サラダ油…………適量
・オリーブオイル…適量
<下ごしらえ>
①ジャガイモは洗って皮を剥く。(新じゃがは剥かない。但し緑色の部分があったら取り除く)
②芽を取り除く。
③ジャガイモを2~3㎝位の食べやすい大きさにカットする。
④ローズマリー1枝分の葉をみじん切りにする。
⑤ニンニクは皮を付けたままヘタだけ取る。
<ジャガイモに火を入れる>
まずオーブンを160度に温めます。
①フライパンに多めのサラダ油を入れ、火をつけて中温(160度)でジャガイモを入れ、揚げ焼きするように焼く。
②弱火でジャガイモどうしがくっつかないように表面を固めるようにじっくり焼き、表面が固まったら油を切る。
③そのフライパンにニンニクとローズマリー2枝を入れて軽く合わせ、バットか耐熱皿に移す。
④それを160度に温めておいたオーブンに入れ40分位を目安に焼く。櫛を刺してスッと通ればOK!
⑤塩と刻んだローズマリーをふって出来上がり‼
Buonappetito!
召し上がれまし~!
3つのポイント
1つ目のポイント
オーブンで焼く前に多めの油で表面を焼き固めることでカリッとした仕上がりになります。
2つ目のポイント
160度の温度で火入れすることでジャガイモのデンプンが糊化しホクホク感が出てきます。
3つ目のポイント
先に塩をするとジャガイモから水分が出てきてしまい、ジャガイモどうしがくっつきやすくなりカリッとした食感にならなくなってしまうので、塩は最後にすると良いでしょう。
**余談ですが**
ハンジ―のこだわり
僕はローズマリーの風味を生かしたいのでコショウはしません
。
まとめ
今回はジャガイモの旬やそれに合った料理。
又、前菜やお肉料理、お魚料理の付け合わせ、メインメニューにもなる「ジャガイモのローズマリー風」の作り方。
作り方のポイント3つとして
1.先にジャガイモの表面を焼き固める。
2.160度のオーブンで焼く。
3.塩は最後にする。
をご紹介しました。
***ハンジ―流の料理の考え方ですが皆様のお役に立てたら幸いです。***
ではでは又お会いしましょう。
CiaoCiao‼
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