イタリアンで野菜の前菜,夏野菜のカポナータのレシピ,美味しく作るコツ‼

料理レシピ
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夏の暑い日”なんか冷たくてサッパリとしたものが食べたーい”ってなりませんか?そんな気持ちを叶えてくれるのが夏野菜のカポナータです。「カポナータ」は野菜を使ったイタリアンの前菜で,フレンチでいう「ラタトゥイユ」と使っている野菜も味も大体同じです。野菜料理を美味しく作るコツも一緒にお伝えしていきたいと思います。

夏野菜のカポナータのレシピ

カポナータは南イタリアのシチリア島の郷土料理です。なので松の実やレーズンなどシチリアでよく使われる食材が本来入ってます.今回は使いませんがお好みで入れてください。よりシチリアを感じられますよ。

火を入れる野菜料理を美味しくするコツはいかに野菜の余分な水分を抜くかです。
これさえ守れば!というポイントが幾つかありますのでご紹介します。

作って3日~7日位が美味しく食べられますので沢山作って冷蔵保存しましょう‼

材料と下準備

 

<材料>

・ナス…………………3本
・ズッキーニ…………2本
・パプリカ赤、黄……各2個
・玉ねぎ………………1個
・潰しニンニク………1片
・ホールトマト………2缶(800g)
・白ワインビネガー…大3
・白ワイン……………60㏄
・オリーブオイル……適量
・イタリアンパセリみじん切り…適量
・乾燥オレガノ………適量
・フレッシュバジル…適量
・砂糖…………………小3
・塩コショウ…………適量

<下ごしらえ>

・ナスはヘタを取って縦半分にし塩を軽く振っておく。15分したら浮いてきた灰汁をペーパータオルなどで拭き取り、2㎝角に切る。
・ズッキーニは2㎝角にしておく。
・パプリカは種を取り、白い部分は食感が悪いので取り除く。2㎝角にする。
・玉ねぎは皮をむいて2㎝角にする。

作り方

①鍋にオリーブオイルと潰しニンニクを入れて弱火にかけ
ニンニクの香りが出てきたらニンニクを取り出し、玉ねぎを入れる。

②中火にし、玉ねぎが透明になってきたらパプリカを加え全体に油を回す。

③油が全体に回ったら砂糖小さじ3と塩を一つまみ入れ蓋をして弱火にし蒸し焼きにする。
(ポイント①)

④10分位したら蓋を開け(野菜が汗をかいていればOK中火で水分を飛ばす(ポイント②)
野菜から出た水分が飛んだら白ワインビネガーを回し入れ、次に白ワインを
回し入れる。白ワインを詰めてもう一度水分を飛ばす。

⑤ホールトマトを手で潰し入れ沸いたら弱火にし煮詰めていく。
イタリアンパセリも入れる。

⑥ナスを揚げるか多めの油で揚げ焼きにする。色が着いたところで上げ、
一度ペーパーに乗せて油を落とし、トレーなどに移して塩を振る。
(このときペーパーに乗せたままだと逆に油っぽくなるので注意‼)
⑦ズッキーニも同様にする。

⑧ホールトマトが詰まってきたら塩コショウで調味し、
ナスとズッキーニを合わせ、オレガノとバジルを入れ軽く煮て、
火を止め、イタリアンパセリを仕上げに振る。

野菜を美味しくする2つのコツ

火を入れる野菜を美味しく作るコツはいかに余計な水分を飛ばして野菜の味を凝縮するかによります。そのポイントは2つあります。

<ポイント①>………野菜に砂糖を入れ、一つまみの塩を振り蒸し焼きにする。

先ずは砂糖と塩を入れることで浸透圧の関係で野菜の余分な水分を出しやすくしまそして弱火でじっくり蒸し焼きにすることで野菜の甘味を引き出します。

<ポイント②>………中火で水分を飛ばす。

蒸し焼きにすることで出た水分を飛ばして、さらに白ワインビネガー、白ワインを入れ詰めながら野菜の味を凝縮させます。(このあと水分を足しても一度凝縮された味は損なわれません)

このように「野菜の甘味を引き出す」~「引き出した味を凝縮する」の流れです。
この流れが分かればほかの野菜の煮込み等の料理に応用出来ます。

まとめ

暑い日サッパリと食べられる南イタリアの郷土料理カポナータの作り方をご紹介しました。
コツとして先に砂糖と一つまみの塩をして蒸し焼きにすることで野菜の甘味を引き出し、そのあと出てきた水分を飛ばし、味を凝縮するといった流れでした。

この調理法は他の野菜料理にも応用できるので覚えておく価値があると思いますよ。

<おまけ> 作ったカポナータを活用‼ メニューのバリエーションを増やそう。

カポナータは前菜だけでなく
・魚や肉料理の付け合わせ、
・ブルスケッタや焼いたパンに乗せたり
・冷製パスタに
・ご飯と一緒にカポナータ丼で
と様々なお料理に使えます。

<カポナータのブルスケッタ>

・バゲットを薄切りにして温めたトースターで焼き目をつけます。
・焼いたパンにニンニクの断片を擦り付けます。
・上にカポナータを乗せてパセリのみじん切りとエキストラバージンオリーブオイルを回しかけ出来上がり。

<カポナータの冷製スパゲッティ>

・トマトのヘタと種を取り除きミキサーで回し、塩コショウ、オリーブオイル、白ワインビネガーかレモン汁を少々で味付けます
・カッペリーニかフェデリーニを表示時間通り茹で上げ、流水で冷やし、しっかり水分を切ります。
・ボウルにパスタを入れオリーブオイルと塩コショウで味を決めます
・お皿にのソースを敷き、のパスタを乗せ、その上にカポナータを乗せて出来上がり!

<カポナータ丼>

・ご飯はピラフ、サフランライス、ケチャップライスなど洋風の味付きのご飯なら何でもいいです。
・丼に洋風味付きご飯を入れ、カポナータを乗せ、とろけるチーズを乗せ、ラップして電子レンジで温めチーズが溶けたら出来上がりです。

<オシャレなカフェ風ワンプレート>

・セルクル型に洋風の味付きライスを入れ、上にカポナータを乗せお皿の右下に置きます。
・お皿の左側に肉料理か魚料理(ポークソテーや白身魚フライ、焼き魚等…)を乗せ、
・お皿の余白にサラダを付けて、セルクル型を最後に外します。以上です。

 

カポナータは1週間くらいは冷蔵保存可能ですのでたくさん作って色々なバリエーションを楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

以上ハンジーでした。

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コメント

  1. Twicsy より:

    My relatives always say that I am wasting my time here
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